子どもが失敗したとき、母にできること。
それは、話を聞くこと。
つまり、「見守る」ことですね。
え?それだけ?
聞いてるだけだと、何もしてあげてないみたい。
と感じますか?
ある日、ポケモンの録画を失敗した息子。
夜9時過ぎに帰宅して、めっちゃ楽しみにしていたのに、
フタを開けてみたら、録画されてない!
「どうして録画されてないの!」
「ね~ママどうして?」
「どこにあるの~」
あれこれごちゃごちゃ言いながら、ドラえもん×2本を見て就寝。
(ドラえもんを見るのは、本人が決めた行動なので、
早く寝なさい、は言いません。)
翌朝も、
「ポケモンどうして録画されてなかったの」
と、朝ごはんいただきながら、あきらめきれない様子。
学校には、「行ってきます」と元気で出発しました。
失敗したとき、
「ちゃんと録画予約確認したの?」 (質問・非難)
「ママ知らないよ~」 (突き放してますネ)
「1回くらい別にかまわないでしょ~」 (説得)
と言われると子どもは、
録画されてなかったショックに加えて、
その失敗を責められて・・・
「弱り目に祟り目」状態になってしまいます。
「次からちゃんと確認するようにしようね」(説教・提案)
と言われても、納得しないのが子ども。
なぜか・・・
気持ちを分かってもらえないからです。
親は、意見や提案などで、
次は失敗しないように、
子どもを助けていると思っています。
実際、子どものほうは、
「ママは分かってくれない」
という思い。
二人の思いがかみあっていないのですね。
「録画を失敗してショック」な子どもには、
「録画されてなかったんだね、ショックだね」
とそのショックな気持ちを
共感してあげると、
子どもは、
「うん、仕方ないかな。
次は・・・・・」と
自分で考えて、
自分で行動し、
自分で問題や悩みを解決
するようになります。