この週末は子どもとどんな会話をしましたか?
子どもだってにんげんなので、楽しく笑うときもあれば、元気がなくてしずんでるときもありますね。ひとこと・ふたことしか話さないときとか。
子どもがママにのぞむこと、というより、人がだれかに話したくなるときって、「ただ聞いてほしいだけ」のことが多くないですか?
子どもも同じなんです。
幼稚園や学校でのできごとを、「あのね~」と話し始めたり、「ママ見て~」と言うときは、さいごまでその話を聞いてあげるだけで、子どもは大大大満足なんです。
会話の長さや、大人が気にする「質」などは、子どもにとってはまったく関係ありません。
わたしたちは、「楽しかった」という話は「良かったね~」と聞けるんですが、「ぜんぜん楽しくなかった」子どもの話は、途中でちがう方向にもっていきたくなります。
「もっとこんなふうにすれば良かったのに」と提案したり、
「次は楽しくなるとおもうよ」とはげましたり、します。
こちらの知りたいことをたずねたり、こちらの言いたいことは、いったん横におくか、別の機会に話すとして、まずは子どもの話を「そっかぁ 楽しくなかったんだね」と受け止めて聞いてあげましょう。
もしもあなたが子どものことを思ってはげましたくなったら、子どもの話が終わるのをまって、次の日にでも「昨日の話だけど。。。。」とアドバイスしてあげると、そのときは子どもの心に届きますよ。
「聞き方」については、こちらの講座で詳しくとりあげ、カウンセラー並みの「聞く技術」を学びます。
子どもが落ち込んだり元気がないとき、「やっぱり見守るしかないかな~」と感じるとき、
とくに「話を聞く」ことは、子どもの大きないやしになるとともに、子どもの考える力や自立心、困難に打ち勝つ力を育てます。