コミュニケーションをはばむ12の型の
【講釈・理論の展開】です。
子どもの言ってることに、どうしてそうなったのか、それはなぜいけないのか、を親は理由を説明したりすることがあります。
例えばこんなときです。
子「もうつかれた~」
親「昨日、夜遅くまで起きてたからでしょ」
「睡眠不足は、体に良くないよ」
「寝ているときに体って作られるのよ」
「枕の高さが合ってないのよ」
「8時間以上寝ないとダメよ」
親は子どもが言ったことに、その場で解決しようとして、わかってほしくて、「子どものため」と思って、理詰めで迫るわけです。
子どものほうは理詰めで迫られると、「疲れた」ところに追い打ちをかけられ、
『ボクは大事にされていない』
『お母さんに言ってもわかってもらえない』
『ワタシのことは心配じゃないんだ』
と感じたりして、もうそこから先って言いたくなくなるんです。
「子どもが話してくれない」と親は思っていて、
子どものほうは、言いたくなくなっていますので、
親の思いは空回りになりますよね。
理屈で説明しても子どもは背を向けてしまうんです。
では、どんなふうに声をかけたらよいのかについては、追ってこのブログで書いていきますね。
コミュニケーションをはばむ12の型の
次は【批判・非難】です。