「男の子ってキホン幼い」という話をよく聞きます。
そうですね、男の子は高学年や中学になっても、ふざけ合ったり、幼い遊びをしています。
おにごっこ、水鉄砲、それに「スプラトゥーン」というゲームも、中学生になってもまだやっています。
成長しなーいとグチりたいところですが、悪ふざけもゲームも面白いし、友達とふざけ合っている笑顔はイイカオをしているものですね。
一方で、学校の数学も英語もちゃんと解き、やっている時の目つきは、小学生の頃とは明らかに違う感じがしますね。
やっと中学生らしくなったなーと喜ばしい場面です。
ふざけている時はとても幼く、勉強や読書をしている時は大人に向かいつつある中学生。
そういう「アンバランス」なところが、男子にはあるのでしょう。
幼いところばかりが目につくと、ついウルサク叱ってしまいがち。
「もうそのへんで、やめときなさい」、「いつまで小さい子みたいにしているの」とか。
ただ、そういう声かけは、反発をかい、余計に幼さのままになるのではと懸念します。
子供にしてみれば、親に自分の成長を否定された感も、否めませんね。
「ゲームは何か戦略でもあるの?」とかオトナの視点で話しかけると、意外とちゃんと考えを持ってやっていたりしますよ。
子供の成長は行ったり来たり。
3歩進んで1歩下がることもあれば、歩みを止めることも、3歩下がるだけのこともあります。
それでも、着々とものすごーーーく成長しているのが子供ですね!
目の前のあなたの子供は、一年前とは明らかにちがっているハズ。
気になる幼い面があっても、心も体も頭も成長しているという事実や良いところは、それはそれで認めてほめてあげましょう。