子どもの年齢に関係なく、コミュニケーション・ノートは有効です。いくつになっても大丈夫です。
それぞれの年齢で、どんなふうにノートが有効なのか、会話例とともにお伝えしていきます。
④思春期
⑤大人の年齢
⑤大人の年齢
【⑤大人の年齢】
子どもが成長し大人と言われる年齢になれば、一人の人として考えを尊重し、家庭でのあたたかいコミュニケーションは、社会に出てからの困難を乗り越えさせてくれる糧となるでしょう。
大学生がアルバイトから帰って
子 「ただいまー」
親 「おかえりー 今日はバイトどうだった?」
「バイトもいいけど、勉強もちゃんとやってよ、
大学生なんだから」
子 「べつに・・・」
親 「べつに、ってなに。心配してるから言ってるんでしょ」
↓
子 「ただいまー」
親 「おかえり― おつかれさま」
「ごはん、できてるよ」
子 「ちょっと考え事あるから、あとで」
親 「そう」
「しんどそうに見えるけど。。。」
(心配なので、言ってみた)
子 「うん。。。」
上の会話は、干渉していますね。
親はいろいろ子どものことを心配していますが、その気持ちは子どもには伝わっていません。
うるさがられています。
親はいろいろ子どものことを心配していますが、その気持ちは子どもには伝わっていません。
うるさがられています。
下の会話は、余計なことは言わず、見守っています。
子どもはいろいろと考えているようです。
必要であれば相談してくるでしょう。
そのときに、きちんと話を聞いてあげればいいですね。
子どもはいろいろと考えているようです。
必要であれば相談してくるでしょう。
そのときに、きちんと話を聞いてあげればいいですね。
もしも、「疲れてるから寝る」とか、朝「疲れてるから駅まで送って行って」とか、子どものほうから言われたら、応えてあげると、元気を取り戻します。
大人も甘えたいときはありますからね。
言われてもいないのに「もう今日は寝たほうがいいんじゃないの」とか、「駅まで送ってってあげようか」とか、親のほうから言うのは、過保護・過干渉ですね。
⑤大人の年齢
①~⑤でお伝えしたように、コミュニケーション・ノートは、赤ちゃんから大人になった我が子まで年齢に関係なく有効です。
子育ての悩みは、子どもの成長とともに移り変わっていきますよね。
子どもが何才のときに始めても、大丈夫です。
まだ早いということも、もう遅いということもありません。
ノートに書き始めたときから、あなたのコミュニケーションは、必ず変わっていきます。