子どものやる気が分からない。
子どもが意欲的じゃない。
うるさく言っても、やさしく声をかけても、ダメ。
子どもにぜんぜんやる気がないな、と感じたら、いったん「やる気」から離れましょう。
例えば、あなたが何となくやる気が起きないときに、ご主人に、
「夕食は?」
「おふろは?」
「部屋が散らかってる。」
「やる気あるの?」
とか言われるともう、うっとうしいだけですよね。
どんな夕食でもだまって食べてくれて、「ごちそうさま」といつものように終わったら、
「明日は、ちゃんと作ろう」
「明日から、がんばろう」
って思いませんか?
「いらないこと言わない」
これを実践するコツは、「子どもの言うとおりにやってあげる」。
言われてないのにやってあげる先回りをしたり、こちらから「~~しなさい」と言ったり、親のほうからアクションを起こしません。アクションを起こすといろいろ言ってしまうので。
子どもが自分でできることを「~~して」と言ってきたときには、子どもが言ったとおりにしてあげるといいですよ。
甘やかしではないのはもちろん、子どもはしてほしいことに応えてもらうことで、エネルギーを貯めるからです。
子どもに「お茶」と言われれば、お茶を出し、「ソックス取って」と言われれば、ソックスをわたしてあげましょうね。とてもシンプル。
エネルギーが貯まったら、やる気が起きてきます。
こちらのセミナーでは、「いらないこと言わない」ときの具体的な関わり方、やる気を引き出す声かけなどを、ロールプレイングで体験していただけます。
体験したことは、子どもとの関わりにすぐに実践していただけます。