「終わり」って必ず来るんですねー。
それを実感する出来事が、先月ありました。
この春中学生になった息子は、幼稚園の頃から剣道を習っています。
3月18日は、息子にとって、小学校生活最後の剣道の対外試合でした。
1年生の頃から試合に出させてもらえるようになり、月日が経つのは早いものですね。
小さな体に「面」を付けたのが、つい昨日のことのようです。
道場での稽古や、他の道場との合同稽古、負けた試合、勝ち進んだ試合、本当にいろいろありました。
5時半ごろ出発した冬の朝。
蒸し暑い体育館で10試合以上をこなす真夏。
試合がイヤで、トイレから長いこと出てこなかったこともあったなぁ。
試合後に悔し涙が止まらなかったことも。
稽古で、何回も何回も、できるまでやり直しをさせられた「面」技。
もぉ挙げればキリがないほど、いろんなシーンが浮かんでは消え、消えては浮かんできます。
団体戦で優勝できたり、日本武道館で試合をさせてもらったり。
幸せな思いをさせてもらって、先生方、剣士仲間の子どもたち、剣道ママたち、そして頑張った息子に感謝感謝ですね。
3年~5年の3年間は、毎週末のように試合試合で年間30試合以上。
往復の車中で過ごした息子との時間は、かけがえのないものでした。
その時は大変だったけど、終わってみると淋しいものですね。
大変なときが良い時、っていうけれど、やっぱりそうですね。
最後の日が来るなんて想像できなかったのに、当たり前だけど必ず来ます。
子どもより親のほうが、いつまでも引きずっちゃってる。
子どもはいつも今と未来に目を向けてて、過去なんて見ないから。
終わりは、必ず何かのスタート。
私もそろそろ過去を見るのをやめて、未来を見つめていかないとですね。
4月から息子が中学生。
同じく4月から夫の働き方も少し変わります。
周りの人たちや家族に感謝しながら、変化の波に乗って楽しくやっていきまーす♪