夕食の支度をしていて、子どもに
「ママ~」 と呼ばれたら、
「ちょっと待って」
「あとでね~」
と言ったとき、
ちょっと時間がたったあとで、子どもに「さっきはなんだったの?」と聞いて、ちゃんとフォローしていますか?
「さっきママのこと呼んでたけど、ゴメン、手がはなせなかったの。待っててくれてありがとう。今は時間あるよだいじょうぶ」
ってフォローできたら、子どもは心を開いてくれるかな。
「あとで」は、いつくるか分からない。
「あとで」は、永遠に来ない。
とも言われていますよね。
来るかどうかは別として、これ、3回くらい言われると、子どもは次からママに話しかけづらくなるんじゃないかな。3回か4回か、何回かはその子によるけどね。
自分の身において、考えてみるとこんなかんじ。
あなたが、帰宅した夫に
「ねー聞いてくれるぅ?・・・・・・・」
と話し始めたときに、夫が
「今日は疲れてるから、早く寝たいんだ」
「お風呂からあがってからにしてくれ」
「いま、いそがしい」
「・・・」返事なし
みたいな反応が、もしも、3夜連続続いたら、どうでしょう。
4日目に
「だから、話があるのよ!」とねばる。
「ぜんぜん話聞いてないじゃない!」と怒ってしまう。
「さみしい・・・」としおらしく(?)素直になる。
「ねー聞いてくれるぅ?・・・」と何事もなかったかのように
同じように話しかける。
「ちょっと時間ある?話があるんだけど」と改まって言ってみる。
「・・・」あきらめて話さなくなる。
どれでしょうか。
私なら・・・・どれかな~。
そのときの状況や自分の心の状態によってちがうかな。
ただ、「はなしづらくなる」のは、間違いないですね。
な~んかやる気もおきないし、
つまんなーい っておもしろくない。
やっぱりさびしいから、なぜかプンプン怒ったりもしますね。
そして夫婦関係はどうなっていくのかな・・・
夫婦のことは別にまた書くとして、
子どもも同じで、「あとで」が続くと、きっとママに話しがけづらくなってますよね。それにさびしい思いもしてます。
子どもって、さびしくなると
『「こっち向いて!」こうげき』(私はこう呼んでます)をしかけてきますよ。
つまり、ワルイことしてママの目(=気)を引く、ってことですね。
なんと!「ママ~」にはたった数秒でOKなんですよ!
その積み重ねが、子どもが大きくなったときに、「いつもママは見てくれた」になります。