昨日のこの記事で、否定語と肯定語の影響についてお話ししました。
今日は、「~~ではない」という否定のことばについて、お話しますね。
「脳は否定語を理解できない」
って最近あちこちでよく聞きませんか?
わたしはインターネットのあちこちで、このフレーズを読みました。
でも、いまいちピンと来なかったんです。
それがイメージトレーニングのセミナーで、あるワークをして、
なるほど!こういうことなのか、って腑に落ちました。
例えば、(私が考えた例文です。)
「赤くないほうれん草があります。」
「赤くないほうれん草には、ドレッシングがかかっていません。」
「赤くないほうれん草には、ドレッシングがかかっていなくて、
ナイフとフォークでは食べません。」
いかがですか?
どんなほうれん草を思い浮かべますか?
赤いほうれん草、頭によぎりませんでした?
よぎった赤いほうれん草を、一生懸命打ち消しませんでしたか?
結局、頭の中は、「ない=NOT」以外のことばが記憶に残ります。
ということは、
「遅刻したらダメよ」
「散らかさないでね」
「ご飯残したらダメよ」
「テレビはもうダメよ」
「姿勢が悪いと目が悪くなるでしょ」
これ、ぜんぶ「ダメ・ない・NOT」以外のことばが記憶に残るんですよね。
相手に言ったことばは、自分にも言ってますよ。
やっぱりもう否定のことばは使えませんね。
肯定=愛のことばを発して、
自分も相手も愛あふれる、心と心が通い合うコミュニケーションをしましょう!