私が、どうしてコミュニケーション・ノートを書くようになったかと言うと、
ひとつは、子どもの言うことに、どんなふうに答えていいかわからないときに、とても困ったからです。
もうひとつは、言いたくないのに言ってしまうことばを、本当に無くしたかったからです。
例えば、「早くしなさい」「いい加減にしなさい」がそれです。
頭では分かっていても、口から出ることばが違うってことありますよね。
それで実際に、コミュニケーション・ノートをチェックしてもらったら、すぐに良くなりました。そしてノートに書いていないほかの会話も良くなっていきました。
即効性があり、1つの会話チェックで、ほかの会話も良くなっていくんです。
どんなふうに答えていいか分からない会話からも、大きな気づきがあったり、答えが見つかったりしました。
1冊専用のノートを用意して、親子と夫婦の会話のコミュニケーション・ノートを実践しています。