子どもへ話しかけるとき、口グセのようになっている、これらの言葉。
~~しなさい。
はやくしなさい。
子どもがなかなか、次へ動かないので、つい出てしまいます。
朝はとくに、
「顔を洗いなさい」
「ご飯、早く食べなさい」
「早く食べないと、遅刻するといけないから」
「歯みがきしたのー」
「ちゃんと用意した?」
などなど。
せわしない毎日、もっと穏やかに子育てしたいと切に願いますね。
先日、幼稚園で講演をさせていただきました。
子どもに命令してしまうとお悩みだった方が、前向きな変化があったことをアンケートに詳しく書いてくださったので、ご紹介しますね。
<5歳のお子さんをおもちのYさん>
Q:どのようなことで悩んでいましたか?
~~しなさい。~~しないで。はやくしなさい。など・・・
日々もっと穏やかに子育てをしたい。
Q:講演会へ参加しようと思った理由は?
Q:実際に講演を聞いて、いかがでしたか?
「できたらほめる」ということを実行していましたが、本当にほめる所がなく・・・(笑)
「今できるところを認める」というお話で、うちの息子もほめてあげられることがあった!と。今日から即実行していこうと思いました。
息子は1月生まれで、クラスの他の子と比べるのは行けないと思いながらも、やっぱりできない息子にため息が出ていました。
けれど、1年前、1か月前の息子とくらべると、できる事がいっぱいあり、ほめる所がたくさん見つかりました!
早く息子をほめてあげたくてウズウズしています。
今日は本当にありがとうございました。子育てもこれからはHappyにしていきたいと思っています。
お悩みだったことのヒントが見つかり、明るい前向きな気持ちがアンケートから伝わってきます。
うちの息子も2月生まれ。
幼稚園年少さんには3才になったばかりで入り、すぐに4才になる友達もいるという環境。
この時期の1年の差は、大きいですよね。
ほかの子と比べていたら、落ち込むばかりでした。
でも、比べる必要なんてないですよねー。うちの子はうちの子!
Yさんも「ほめる所がない」から、「ほめたくてウズウズしています」へ変化。
息子クンの成長をほめられるのは、嬉しいですね!
Yさん、アンケートにご協力いただいて本当にありがとうございました。
「今できているところ認める」と、ほめる所がいっぱい見つかるとのことですね。
「ほめる所がない」とお悩みのかたは、子どもの【今できているところ】に視点を変えてみませんか。
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『子どもを伸ばす視点は、未来を期待するより、過去~現在を認めること。』