コミュニケーションをはばむ12の型の中の
【提案・忠告】です。
親って子どもよりも経験が豊富だし、知識もたくさんあるので、子どもが迷っていると、
「~~がいいよ」と言ってしまいがちですよね。
子 《ガムにしようかラムネにしようか迷っている》
親 「昨日ラムネ買ったから今日はガムにすれば」
「お母さんなら、ガムにするよ」
「どっちでもいいから早くして、バスに間に合わないよ」
「ラムネは歯にくっつくからガムにすれば」
親は子どのためと思って言ってます。
でも、こんなふうに親が決めていると、子どもは親に頼るようになってしまって、自分で決めることはできな くなるんです。
それに、気に入らなかったら、決めた親に対して文句も言いたくなります。
親に物事を決められていると、
・自分で考えて決めようとする自立心が育たなくなったり、
・うまくいった時の喜びや、失敗したときの悔しさを、本当に味わうこともできないです。
子どもが迷っていたら、見守ってあげてくださいね。
ほんの少し立ち止まって、待ってあげるといいです。
そして、子どもが自分で決めたことを大切にして認めてあげましょう。
次回は、【講釈・論理の展開】です。